一つの、ホテルの部屋。
小さい明かりだけが、その部屋を照らす。

今日は、



10月31日




「キノー!そのお菓子どうしたの?」

「なんか。貰った。ハロウィンだからって。」

「ふーん。」

キノの手には、クッキーや飴などのお菓子。

「でさ。そのかぼちゃのランプは?」

部屋の中を照らす、小さなかぼちゃのランプ。
目や口が切り抜いて、作られている。

「これも、貰った。」

「キノさ。知ってる?」

「ん?」

「ハロウィンって。」

「んー。聞いた事はあるけど、詳しくは知らない。」

「お化けが出る日だって。」

「お化け?」

ちょっと、ずれている様なハロウィン知識を、エルメスはキノに言う。

「何か、お化けが出てきて。家中のお菓子を奪ってくとか。」

「それは、本当なのかい?」

「...多分。で、お菓子が無い場合は、お化けの魔法でかぼちゃに変えられるって。」

「...。」

部屋が静かになった。

「...それは、本当に本当?」

「あー!キノ、疑ってる!!」

「だって、何処か信じられない。」

「本当だよ!!昼間、機械師のおっちゃんが話してたよ!!」

「寝ぼけて、聞いてたんじゃ。」

「...まぁ確かに、寝起きだった。」



“トリック オア トリート

お菓子をくれないと悪戯しちゃうぞ〜v”






○。あとがき。○

ハロウィンの間違った知識。
少し、ゲーム動物の●の要素入り。

2003/10/17 魂